Features園の特徴

礼拝堂

モンテッソーリ教育園であること

モンテッソーリ教育園

世界中の教育現場で支持されている
モンテッソーリ教育法

モンテッソーリ教育とは、イタリアにて最初の女性の医学博士で精神医学者であり、素晴らしい教育者であるマリア・モンテッソーリ(Maria Montessori, 1870~1952)によって考案された教育法です。彼女は適切な環境と援助を与えられるならば、子供は自ら成長するものであることを発見し、世界の教育界に大きな影響を与えました。

最初の「子供の家」の設立から、およそ120年余の間に世界各国にこの教育法が普及し、現在の教育学界、心理学界、精神医学界に於いてもその素晴らしさは認識され、140カ国以上で実践されています。

1整えられた環境

屋内

屋内の活動様子 屋内の活動様子 屋内の活動様子 屋内の活動様子

1日常生活

こどもたちは、体を使って何かをしたいという欲求を持っています。身のまわりにあるものを使って、ひとりでできるようになることをめざして、日常生活の練習が考えられました。こどものサイズにあわせた、魅力的な用具がこどもたちを待っています。
日常生活
環境への配慮
歩く、運ぶ、掃く、せんたく、アイロンかけ、みがくなど
自己自身への配慮
手を洗う、歯をみがく、衣類の着脱など
気品と礼儀
戸の開閉、ごあいさつ、他人の仕事を見る態度など
指先の訓練
通す、分ける、着る、はるなど
運動の調整
静粛の練習、線上歩行など

2感覚教具

人間が生きてゆくためには、外界との接触は不可欠です。そして、この外界との接触は、すべて感覚器官を通じて行われます。この感覚器官が完成し、それを使いたい欲求をもているこどもたちのために感覚教育があるのです。感覚教育は、感覚教具によって行われます。それは、抽象的なことがらを具体化したもので、一つの感覚(たとえば視覚)への刺激を孤立化することによって、ある特質(たとえば大きさ、色、形)をとらえやすくしたものです。この教具を使って活動することにより、感覚器官が洗練され、識別分類の能力が高まるのです。
感覚教具
視覚
寸法、色、形
触覚
重量感覚、立体識別感覚、温度感覚など
聴覚
味覚
嗅覚
匂い

3

量と数の対応を一致させることを大切にしています。つまり、量によって具体的にとらえてから、抽象的な数字への導くのです。手やからだを使う活動、またグループによるダイナミックな活動からはじめ、しだいに抽象化された個別活動へと向かいます。感性的に理解していたことがらが、数教育によって、秩序づけられ、整理されてゆきます。暗算をしたり、問題を解いたりすることが最終目的なのではなく、人間として生きてゆくために必要な数学的な面をのばすことをめざしています。
数
数の紹介、十進法、ビーズによる加減乗除、連続数、暗算、抽象への過程、分数、幾何への導入、時計

4言語教育

人間の基本的活動である”思考すること”は、ことばなしにはできません。それほど重要な言語を、幼児は何の苦労もなく習得してしまいます。言語教育は、言語に対して、大変敏感な幼児期に、こどものために考えられた環境の中で、感覚に訴えることにより、なされます。系統だったプログラムに従い、こどもたちは自分から、作業に取り組みます。それらの作業を通して、こどもたちは苦もなく、言語を習得していくのです。
言語教育
言語
話しことば、書きことば、読む、品詞の役割(文法)、統辞法(文の組み立て)

5文化

こどもたちは探求心にとみ、全人的に成長したいという生命の奥深い力に導かれて活動し、知性、情緒性、良心の発達を促されて、人間として日に新に成長しつつ生きることの素晴らしさを体得します。
文化
歴史
地球の歴史、人間の歴史など
地理
地球儀、世界地理、日本地理
生物
動物、植物
音楽
音感ベル、リズム、作曲、歌唱合奏
絵画制作
絵画、工作

屋外

園庭には1年通じて季節の変化を見せてくれる多彩な樹樹や果樹、花々、畑もあり日々変化して子どもの好奇心に応えてくれます。
又、自然と身体能力を高めることができる安田式遊具や大きな木登りツリー、ボルタリングが設置され、思いっきり運動することができます。又、週に一度専門講師による体育指導が行われます。

屋外の活動様子 屋外の活動様子 屋外の活動様子 屋外の活動様子

2縦割りクラス

縦割りクラスは子ども達を成長へと自立へと向かわせるためには無くてはならない環境です。
幼児期の月齢の差はとても大きいものです。横割りクラスでの一斉活動は、早く出来てしまう子には物足りない。ゆっくりな子には難しいといった難しさが多々あります。
モンテッソーリ教育は、発達に必要な自分自身にあった活動を自己選択していきます。
それに加え、縦割りクラスの中で、自分にはまだ難しいことでも、年上の子がやっている姿を見る事ができる。できない事を手伝ってもらう。

縦割りクラス

そして、やり方を知り、繰り返してできる様になった頃、自分よりも年下の子達が入ってきて、困っていればそれを教えてあげることが出来る。それは人を思いやる心や、自分自身への自信となり、自分が誰かのためになる経験となります。優しさや、自信や、リーダーシップはこういった毎日が築き上げていき、色々な年齢、色々な人と多く関わることで「人と関わる力」が育まれます。
モンテッソーリ教育は、みんな個別で好きなことをやって、社会性が育つのですか?と質問されることがありますが、このように社会性は縦割りクラスの中で育ちます。

3充分な自主活動の時間

子どもがたくさんの選択肢の中から、自分のやりたい活動を自由に選び、集中して繰り返します。
そして「できた!完成した!」という達成感を味わうことができます。これが、自信や自己肯定感につながります。

自主活動
4モンテッソーリ教員資格を持った教員

子どもが自主的に成長するには適切に援助できる教員が不可欠です。そのために、理論を学び、教具の提供法、観察力を身につける必要があります。
当園の教員は全員が、幼稚園教員免許に加え、モンテッソーリ教員資格(ディプロマ)を取得しています。子どもをしっかりと観察し、適切な援助を行います。

モンテッソーリ教員

5多彩な行事

当園の一年は季節の色彩を取り入れた楽しい行事で織り成されています。
運動会、クリスマス会は横割り(同学年)で取り組みます。同じ目標に向かって練習に取り組み、創り上げる喜び達成感を通して成長します。

又、子ども会(卒園児の会)、隣接する教会やボーイスカウト(世田谷代7団)とも合同で行う行事もあり、社会性が広がります。

行事
夏祭り、秋祭り、クリスマス祈りの集い等
クリスマス祈りの集い